あまりにも腹が立ったのでここで吐き出すことにします

「さくらさんの大ファン♪」と私が大好きでたまらないというAさん。

知りあって10年の歌手βちゃんのいとこのおばさんなのです。

 

2010年~2012年、Sakura-Stationという舞台公演をしましたが、この舞台の大ファンでもあるということで、公演期間中は全力で通ってくれました。

 

そんなAさんが、「どうしてもどうしても咲さくらと呑みたい。」ということなので、βちゃんとスケジュールを決めてもらいました。

 

念願かなっての私との呑み会。最初からテンション高かったです。

この日を叶えるために、「え~でもお金ないんです」というのが口癖のβちゃんの分もAさんが支払うから、ということで二人は合意したようで、それでもお酒を飲まないβちゃんはウーロン茶を、私はウォッカ&ソーダ、Aさんも私と同じものがいいということでウォッカソーダ。

 

いよいよそろってお話していたら、Aさんは「私はすきっ腹に飲むと酔うので」といって、お酒はほどほどにするといい、料理を召し上がります。

βちゃんもどんどん料理を召し上がります。

どんどん食べて、どんどん注文します。いいんですよ。私は呑む方ですから。

 

酔ったAさんが自分の離婚話を始めました。・・・完全な下ネタでした。orz

 

私には苦手分野なので、そういう話題の中でも「女性の気持ち」にクローズアップして気持ちを共有します。それは男性が失礼だ、とか、妻であり母であるということは男性にはできないことだからもっと大事にすべきだ、とか。

 

そして何度か握手をしたり、両手を握り合ったりしました。

 

やがて白ワインから赤ワインへ。今日はバローロではなく安い方にしよう、と直感で思い、安い方だけど失礼にならないワイン「キャンティクラシコリゼルバ」をボトルで頼んだりして。

お酒が好きだといっていたがすきっ腹だからと遠慮していた、そのAさんなので、グラスに注ぐ時も少しにしました。すると「もっと」と自分で足しています。

あら、それは失礼しました、といって気を取り直して飲み始め、下ネタはもう嫌なので食生活の話題に。ほうれん草が体にいいことや無農薬にこだわっていることなども話しました。持病も少し話して、でもこんなに良くなったんだよ、と話し、ある意味、自分の体を犠牲にしたりして。

 

で、「Sakura-Stationのどこが好きですか?嫌いなところはありますか?」と聞いてみた。

何度も何度も「またあの公演をしてくれ」というので、それなら何が好きなのかを聴くのは参考になるものです。ところが、「あの歌が良かった。若い男の子とハッピーっていうヤツ。」

 

・・・ハッピーフィフティーンですか。年の差15歳の夫婦コントみたいなやつね。

 

歌じゃねえし!!それ以外何も覚えてねえし!!ハッピーフィフティーンすらろくに覚えてねえし!!!!で、それだけかよ!!!!

じゃぁ、今ここで私は何のためにいるの?

私のファンなの?本当に?全然知らないじゃん!しかも公演を見に来てくださったのは、βちゃんが出演するからだよね?そうだったよね!

 

しかも、βちゃんの事を絶賛し始める。ダンスができるとか、芝居もできるとか。

できてねーーよ!できてないのをできているように見せるのが演出家の仕事の一つだから!!!←ほんとか?

 

イラッとしてたら、ろれつが回らなくなったAさんが「さくらさん、子供産むべきだよ。誰でもいいから。」と言ってきました。

「え?つまり私に、結婚はしなくてもいいからその辺の適当な男の子供をはらめ、ということですか?」←これはAさんがさっきまで使っていた言葉です

 

「そう。誠実な人ね。」そうですか。なんかイライラする。

「じゃ、ジョニー・デップを連れてきてください。ジョニー・デップとなら子ども産んでもいいです。」と答えてみた。

すると、ジョニー・デップの悪口をつらつら並べだした。お前、会ったとあんのかよ!!

 

私がトイレに行っている間に、赤ワインは2本目がテーブルに並んでいた。1本目、まだ半分残っているんだけど。

 

私はまた気を取り直して、食べ物に感謝するとか、βちゃんの旦那でないとβちゃんと一緒になれないね、とか。そんな話をしました。

で、「きゃはは♪」と笑いだすAさんに「かわいい~」とほめてみました。すると私の手を握ってはなさなくなり、しまいには私の手のひらに寄りかかって、まるで私の手に恋をしているような態度になってきた。

 

慌てて手を引っ込め、「少し風に当たったら?」とAちゃんに外に連れてってもらった。携帯を持っていってもらい、氷水も持ってもらい、外にいってもらった。

 

この時点で私のイライラは結構大きくなっていた。おい。このもう一本のワインどうすんだよ。

私はほとんど食べてなかったので、から揚げを注文し食べまくった。

 

Aさんを連れてβちゃんが帰ってきた。大丈夫?と心配し、お水をもらう。

しかしAさんはなぜかワインを飲む。おい。大丈夫かいな?

下を向いて目をつぶって動かなくなったので、「そろそろ行くから、トイレに行きましょうか。」といって、βちゃんにAさんをトイレに連れてってもらった。

これはもう、「早く吐かせて来い」という私のサインなのだが、空気を読めないβちゃんにはそれが伝わらない。でも、おそらく吐いてるだろうと思って、私はそこで会計を済ませた。

15000円とちょっと。領収書をもらった。

 

ちょうど領収書をしまって身支度をしたら、二人がトイレから帰ってきた。まるで私の支払いが終わるのを見てたかのようなタイミングで。

さぁ、いきましょう、と席を立つ瞬間、Aさんがテーブルで嘔吐。何度も嘔吐。

おいおい まじかよ

 

それも、お水の入っていたコップの中に嘔吐。慣れてるのか?汚染は少ないのだ。

 

お店の人からタオル雑巾とビニール袋をもらい、お店の外へ。「ノロかもしれませんからお客様も『あのお客様には』近づかない方が良いと思います。すぐ手を洗ってください。」と店員さんから注意された。

みてたの?

 

東京駅の改札近くまではβちゃんが抱えて歩き、カバンは私が持った。

Suicaありますか?」と聞くが、βちゃんも一緒にカバンの中を見ても、Suicaがない。どんだけ探してもない。

「お財布は?お財布の中にSuicaを入れてませんか?」

Aさんのお財布には、3000円しか入っていなかった。

 

もう、埒が明かないので、720円分の切符を私が購入し、Aさんに持たせた。

そして、βちゃんに手を振り、βちゃんは新幹線改札へ。私はAさんが乗る東海道線ホームへかかえて連れて行く。

 

電車がホームにやってきた。

「切符、ちゃんと持っていますか?なくさないでくださいね。」と言うと、カバンのポケットから見つからなかったはずのSuicaを出し、切符を一緒にしまった。

 

なにそれ?持ってるの?嘘だったの?

 

電車の扉が開いて、乗車した瞬間、Aさんはパッと元気になった。意識もしっかりして、「今日は楽しかったです。ありがとうございました。早くいってください。見送らなくていいですから。」と言った。

心配なので扉が閉まるまでと思ってみていたら、何度も「さくらさん、もういってくださいませ。」と言い、頭を下げる。

 

扉が閉まって電車が発車したのを見送ったら、気が狂いそうに怒りが込みあがってきた。

無我夢中でYanに電話をかけ、「私の精神衛生上に問題が起きそうだから、お願いだから話を聴いて」と頼み、一連の出来事を聴いてもらった。

 

二人は初めから、私のお金で飲食するつもりだったのだろう。だから、目の前で嘔吐したり、Suicaが見つからなかったのだろう。

私の舞台作品に興味はないし、私のファンでもない。

 

βちゃんはずいぶん前に私を食事やお茶に誘い、お金がないといい、私に払わせたことがあった。誘うのは好きらしい。払うのは嫌いらしい。

 

実は今回の呑み会が実現して日程が決まった時に、あまりにも私のファンで私と会うことを切望していたAさんだったから、失礼のないようにしなくては、と思っていた。

なのに、βちゃんは飲んでる席でネットの生放送を行い、自分のCDの宣伝をしたいといってきた。自分に知名度がないので、私の知名度(私だって知名度なんて全然ないよ)を利用したいのか?と思うほど、なんだか生放送に気合いを入れていた。

でもそんなことしたらAさんに失礼じゃないか。Aさんが私に会いたいということで、βちゃんの分まで払うからかなえてくれと言う呑み会なんだから、Aさんに集中しようよ、と。ま、説教したのよ。

 

そしたらAさんは、全然そう思ってなかったってわけです。

 

骨の髄まで自分勝手なこの二人に、腹が立ってしょうがない。

はらがつんだーーーーーーー!!!

 

謝罪もお礼も一言もないよ!で、また飲みたいだとよ!

 

 ざけんなーーーーーーーー!!!